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トリートメントは本当に必要?美容師が教える“科学的に正しい”美髪ケア
はじめに
「シャンプーしたのに髪がパサつく」「トリートメントって本当に必要?」
こんな疑問を持つ人は多いものです。
実は、トリートメントは髪に残る“ダメージ要因”を中和し、髪本来の美しさを保つために欠かせないステップ。
この記事では、美容師歴20年の目線で「なぜトリートメントが必要なのか」「自宅で簡単に効果を高める方法」を徹底解説します。
1. トリートメントが必要な科学的な理由
髪はシャンプーでアルカリ性に傾く
多くのシャンプーは汚れをしっかり落とすために弱アルカリ性。
ところが髪や頭皮は本来弱酸性なので、洗浄後はキューティクルが開いたままになります。
そのまま放置すると、ダメージ・乾燥・退色の原因に。
トリートメントは「弱酸性に戻す役割」
トリートメントは髪の表面をコーティングしつつ、pHを弱酸性に戻す働きをします。
開いたキューティクルを閉じて手触りを滑らかにし、外部刺激(紫外線・摩擦・熱)から髪を守ります。
栄養補給と保湿効果
加水分解ケラチン、アミノ酸、ヒアルロン酸などの成分が髪内部に浸透。
ハリ・コシを補強し、しっとりまとまりやすい髪へ導きます。
2. 自宅でできる効果的なトリートメント方法(プロのワンポイント付き)
- シャンプー後はタオルで水気を軽く取る
水分が多すぎると成分が薄まるため、髪全体を手で絞るのがコツ。 - 毛先から順に塗布する
髪の中でも一番ダメージが蓄積しやすいのは毛先。頭皮には直接つけず、ダメージ部分を優先。 - 粗めのコームでとかす(プロの裏ワザ)
トリートメントは手だけで伸ばすと、髪全体の約40〜50%にしか均一につきません。
実は髪の表面積は、ロングヘアだと畳2〜3枚分にもなるほど広大。
👉 粗めのコームで軽くとかすだけで、80〜90%の髪に成分を均一に届けられるんです。サロンでも必ず行う“プロのひと手間”。 - 2〜3分時間を置く
その間にラップや蒸しタオルを巻いて温めると浸透力が大幅アップ。 - ぬるま湯で軽くすすぐ
完全に落としきらず、少し“しっとり感”を残すと翌日のまとまりが格段に良くなります。
3. 家でできる+αの工夫
- 蒸しタオル法:熱で浸透力が高まり、サロン級の仕上がりに。
- 週1回の集中ケアマスク:普段のトリートメントに加えて、スペシャルマスクを取り入れるとダメージ補修力が大幅アップ。
- オイルとの併用:ドライヤー前に毛先へ1〜2滴。摩擦・熱ダメージから髪を守れる。
4. トリートメントを怠るとどうなる?
- キューティクルが開いたまま → 乾燥・広がり
- 水分保持力が低下 → 枝毛・切れ毛が増加
- カラーの退色が早まる
- パサつきでツヤが消える
👉 結果的に「シャンプー後に必ずトリートメントをする」ことが、美髪を守る最重要ポイントとなります。
まとめ
トリートメントは単なる「おまけケア」ではなく、以下のような髪を守る必須ステップです。
- アルカリに傾いた髪を弱酸性に戻す
- キューティクルを閉じて保護する
- 栄養・保湿でダメージを防ぐ
自宅でのちょっとした工夫(コームでとかす、蒸しタオル法など)を取り入れれば、サロン帰りのツヤ髪を毎日キープすることが可能です。
💡 明日からは「シャンプーしたら必ずトリートメント」+「プロのワンポイント」を習慣にして、未来の美しい髪を育てましょう。
執筆:Dolce(美容師歴20年以上)
現場で3万人以上の髪と頭皮を見てきた経験から、「年齢を重ねても美しい髪でいられる方法」を発信しています。


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