「髪をきれいに保ちたいのに、なぜかパサつく・枝毛が増える…」
そんな悩みを抱えている方は多いですが、実はその原因は“日常のちょっとした習慣”に隠れています。できる改善方法を徹底解説します。
はじめに
毎日きちんとケアしているつもりでも「髪がパサつく」「まとまらない」と感じる人は多いです。
実はその原因、日常のちょっとした習慣に隠れていることが多いんです。
美容師のプロ目線で「やってはいけない5つの習慣」と正しい対策を解説します。
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1. アイロン前にオイルやミストをつける
「熱から守れそう」と思って、オイルやミストをアイロン前につけるのは大きな間違いです。
オイル(油)+熱+鉄板 → 鉄板焼き状態
ミスト(水)+熱+鉄板 → 蒸し焼き状態
どちらも伝熱率が高まり、髪のタンパク質を一気に変性させてしまいます。
👉 アイロンは必ず「髪が完全に乾いた状態」で使い、どうしても必要なら耐熱成分入りスプレーを乾いた髪に薄くつけるのが正解。
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2. シャンプーは“洗う”より“流す”を意識する
多くの人は「ゴシゴシ洗う」ことに集中しすぎ。
実は本当に大切なのは“流すこと”です。
シャンプー前のお湯流しだけで 8割の汚れが落ちる
流しが不十分だとシャンプーやコンディショナーが頭皮に残り、かゆみ・フケ・毛穴詰まりの原因に
👉 美容室でも最も時間をかけるのは「流し」。
自宅でも 洗う時間より流す時間を長めに 意識するだけで、頭皮環境は大きく変わります。
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3. タオルで拭く前に水気を切る
お風呂上がりにいきなりタオルでゴシゴシしていませんか?
その前に 髪の水気をしっかり取ること が大切です。
両手で髪を軽く握って水を絞る
頭を軽く振って余分な水分を飛ばす
このひと手間でタオル摩擦が減り、ドライヤーの時間も短縮。
👉 「タオルの前にまず水切り」これがプロが徹底している基本習慣です。
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4. ドライヤーを途中でやめる
「ドライヤーは熱で傷むから8割でやめる」という人が多いですが、実は逆。
水分が残った状態は 自然乾燥とほぼ同じ で、かえって傷みやすいんです。
キューティクルが開いたまま摩擦ダメージ増大
枕や衣類との摩擦で枝毛・切れ毛
湿気で雑菌が繁殖し頭皮トラブル
👉 髪は必ず「根元から毛先まで完全に乾かす」こと。
適切な距離(20cm程度)でドライヤーを動かせば、熱ダメージよりメリットの方が圧倒的に大きいです。
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5. 紫外線対策を軽視する
肌だけでなく、髪も紫外線でダメージを受けます。
紫外線で ダメージホール(穴) ができ、水分・栄養が抜けやすくなる
ヘアカラーをしている人は 退色・色抜けが加速
日本では 3月から紫外線量が急増し、5〜8月がピーク。
春から既に対策が必要です。
👉 外出時は帽子や日傘、UVカットスプレーを活用して髪を守ることが必須。
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美容師おすすめUVカットスプレー
ナプラ ミーファ フレグランスUVスプレー
SPF50+/PA++++ で強力な紫外線カット
髪にも肌にも使えるマルチタイプ
香りの種類が豊富で、毎日の気分で選べる
ナプラ ミーファ フレグランスUVスプレー 80g を楽天でチェックする
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まとめ
アイロン前のオイル&ミストは「鉄板焼き・蒸し焼き」になる
シャンプーは“洗う”より“流す”を意識する
タオルで拭く前に水気を切る
ドライヤーは最後まで完全に乾かす
紫外線対策を軽視しない
これらを意識するだけで、髪のダメージは大幅に減らせます。
今日から「やらない習慣」を見直して、髪本来の美しさを守りましょう。
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