口コミがいいのに合わない?美容師が解説するシャンプーの落とし穴

ヘアケアー

1. 「口コミがいい=自分に合う」とは限らない

SNSやレビューで高評価でも、「なぜか自分には合わない」と感じることはよくあります。
その理由はシンプルで、髪質や頭皮の状態は人によって全く違うから。

つまり「口コミがいいから=誰にでも合う」ではないのです。




2. 美容室専売でも「強いシャンプー」はある

「美容室専売=やさしい」というイメージがありますが、実際には 洗浄力が強すぎるシャンプー も存在します。
とくに以下の成分は要チェック👇

強めの洗浄成分

ラウレス硫酸Na

ラウリル硫酸Na

オレフィンスルホン酸Na



敏感肌や乾燥肌の人にとっては、かゆみ・フケ・パサつきの原因になることもあります。




3. 成分チェックで「やさしさ」を見極める

逆に「やさしいシャンプー」とされるのは、以下の洗浄成分が使われているものです👇

ココイルグルタミン酸Na / TEA

ラウロイルメチルアラニンNa

ココイルメチルタウリンNa

デシルグルコシド(ベタイン系)


👉 シャンプー選びで一番大事なのは、どんな洗浄成分がメインか。




4. 補修成分は「サポート役」

よく「加水分解ケラチン配合」「セラミド入り」など補修成分をアピールしている商品もあります。
ただしシャンプーは 水と泡で薄めて短時間で流してしまうもの。

補修成分は髪の表面に軽く吸着して「手触りを良くする」程度

内部補修まではほぼ届かない

本格的な補修はトリートメントやアウトバスで行うべき


👉 だからシャンプーに関しては「補修成分がどれだけ入っているか」より、洗浄力が自分に合っているかのほうが圧倒的に重要です。




5. ライフスタイルやダメージとの相性も大事

ワックスやスプレーを毎日使う人 → 洗浄力が弱いとベタつく

カラーやパーマを繰り返している人 → 保湿や補修成分が少ないと物足りない

敏感肌の人 → 防腐剤や香料が刺激になる場合も


👉 「生活習慣+髪の状態」でシャンプーとの相性は大きく変わります。




6. 美容師でも「好み」までは分からない

美容師は髪質や頭皮の状態を見て「合いそうなシャンプー」を提案できます。
でも実際にお客様が「好き」と感じるかどうかは別問題です。

> 無農薬野菜は体に良いことはわかっていても、「あなたが美味しいと感じるか」は別の話。



シャンプーも同じで、
「成分的に良いもの」=「必ず気に入る」とは限りません。




7. まとめ

美容室専売でも「強いシャンプー」はある

補修成分はサポート程度 → 本格的な補修はトリートメントに任せる

成分表示の「洗浄成分」を最低限チェックすることが大事

相性はライフスタイルやダメージ度でも変わる

最後は「香り・仕上がりの好み」で決まる


👉 シャンプー選びで失敗しないためには、口コミよりも成分表示を見て、自分の髪と頭皮に合うかを確認することが一番の近道です。

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